胃内視鏡検査を希望される方へ
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)を希望される方へ
予約検査を希望される方
- 予約検査は、あらかじめ、医師の診察が必要です。
- 診察時に、既往歴や服薬状況、身体所見を把握し、検査説明・指導を行います。
- 検査当日は、予約になりますので、待ち時間が短くて済みます。
TEL:0565-57-1611
受診当日に検査を受ける
- 下記の時間であれば、初診の方でも診察後、当日に胃カメラを受けていただけます。 ※医師の判断により、当日に胃カメラを受けられない場合があります。
- 予約の方が優先となりますので、当日の来院状況により、待ち時間が長くなる可能性があります。
検査時間
検査は月曜日~土曜日の12時まで受付けています。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
午後 | - | - | - | - | - | - |
*当日の検査は順番待ちになります。お早めにご来院ください。
食事制限
検査を受けるには、食事制限が必要です。
検査前日
- アルコールは控えてください。
- 夕食は午後10時までに済ませてください。
- 夕食後は絶食です。
- 水、お茶、スポーツドリンクは飲んでも構いません。
※胃の手術を受けられたことのある方や胃の調子が悪い方は、食事が胃の中に残りやすくなっている場合があります。前日の食事は早い時間に、軽めにしてください。
検査当日
- 検査まで絶食です。
- 胃の中をきれいにするため、起床後、コップ一杯程度の水を飲んでください。
- 喫煙は控えてください。
服薬されている方の注意事項
- 朝の内服薬(粉薬・錠剤・カプセル錠)、糖尿病の注射は全て中止してください。
- 内服は持参していただき、検査後服用してください。
- 吸入薬・点鼻薬等は使用できます。
抗凝固剤・抗血小板剤を内服されている方
- これらの薬を飲まれている方は出血が止まりにくくなります。
- 内服されている方は組織検査(組織を採取して詳しく細胞を調べる検査)を受けることができません。
- 組織検査を受けるには、あらかじめ薬の内服を中止する必要があります。
- 中止期間は薬の種類によって異なります。医師の指示に従ってください。
食事制限、内服薬などにご不明な点があれば、主治医もしくは当院へお問い合わせください。
ご心配な方は、一度、医師の診察を受けられてから、検査を受けられることをお勧めします。
鎮静剤の使用について
- 当院では、不安なく内視鏡検査を受けていただくために、希望される方には鎮静剤を使用しています。
- 鎮静剤には、検査時の不快感や苦痛を減じ、楽に検査が受けられる効果がある一方で、眠気やふらつきが出現します。
- 使用後は院内にて休息を取っていただきますが、帰宅後も効果が持続する場合があります。ご使用希望の方は、交通公共機関等(知立駅前より送迎バスあり)の利用や、検査後の運転代行など、必要な手段をお取りの上、ご来院くださいますようお願いいたします。
鎮静剤使用後の車の運転は大変危険です。
検査後ご自身で自動車等を運転して帰宅される方には、鎮静剤を使用いたしません。
大腸内視鏡検査を希望される方へ(下剤の飲み方など)
下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)を希望される方へ
予約検査となります。
- 検査前に、あらかじめ医師の診察が必要です。
- 診察時に、既往歴や服薬状況、身体所見を把握し、検査説明・指導を行います。ご心配な事などありましたら、この時にお尋ね下さい。
TEL:0565-57-1611
検査日
検査は月・水・木・金曜日の午後(13:00から)となります。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ー | ー | ー | ー | ー | ー |
午後 | ○ | ー | ○ | ○ | ○ | ー |
大腸検査を受けるために
検査前には、大腸の中をきれいにしておく必要があります。
検査前日より低残渣食(お腹に残りにくい食事)を食べていただき、
検査当日には、1~2リットルの下剤を飲んでいただきます。
服薬されている方の注意事項
服薬治療をされている方は、薬の種類により継続していただく場合と中止していただく場合があります。
血圧の薬、喘息の薬、心臓の薬(抗凝固剤・抗血小板剤を除く)を服薬されている方
これらの薬を服用している方は、検査当日も薬の服薬をしていただけます。
朝服用分も少量のお水で服薬してご来院下さい。
抗凝固剤・抗血小板剤を服薬されている方
これらの薬を服薬されている方は出血が止まりにくくなります。
そのため、組織検査(組織を採取して詳しく細胞を調べる検査)を受けることができません。
組織検査を受けるには、あらかじめ薬の服薬を中止する必要があります。
中止期間は薬の種類によって異なります。医師の指示に従って下さい。
糖尿病の治療をされている方
糖尿病の内服薬やインスリン注射の使用は、食事制限のため低血糖を引き起こす危険性があります。
検査当日の服薬・使用は控えてください。主治医への確認をお勧めします。
食事制限、内服薬などにご不明な点があれば、主治医もしくは当院へお問い合わせ下さい。
鎮静剤の使用について
当院では、不安なく内視鏡検査を受けていただくために、希望される方には鎮静剤を使用しています。
鎮静剤には、検査時の不快感や苦痛を減じ、楽に検査が受けられる効果がある一方で、眠気やふらつきが出現します。使用後は院内にて休息を取っていただきますが、帰宅後も効果が持続する場合があります。ご使用希望の方は、公共交通機関等(知立駅前より送迎バスあり)の利用や、検査後の運転代行など、必要な手段をお取りの上、ご来院下さいますようお願いいたします。
鎮静剤について
鎮静剤とは?
検査に対する不安や緊張を和らげます
当院では、内視鏡検査時に鎮静剤を使用しています。
鎮静剤とは、催眠作用のある薬剤で痛み止めや麻酔薬ではありません。
静脈内に注射することで、少し頭がぼーっとする感じで傾眠状態(※1)となり、検査に対する不安や緊張を和らげます。しかし、その作用には個人差があり、人によっては充分な鎮静効果が得られない場合があります。
一度検査を受けられて、鎮静効果が充分でなく検査が辛かった方は、診察時、医師に御相談ください。
※1・・・傾眠状態
- 意識混濁の軽い状態。うとうとしている状態。
- 刺激があると一旦は目が覚めるが、そのまま放置すると再び眠ってしまう状態。
- 鎮静剤使用後は、リカバリー室で安静が必要となります。
安静時間の目安
- 上部内視鏡検査・・・1時間以上
- 下部内視鏡検査・・・2時間以上
鎮静剤の使用量は年齢・体重・個人差などを考慮し、医師が指示します。
ご自身で自動車等を運転して帰宅される方へ
- 鎮静剤は、運転に危険を伴いますので使用いただけません。
- 公共交通機関をご利用ください。
抗凝固剤・抗血小板剤
内視鏡検査を受けられる前に、主治医の先生に確認を。
抗凝固剤や抗血小板剤を服用中の方へ
内視鏡検査時、必要に応じて組織検査やポリープ切除術を行います。
その場合、粘膜の一部を採取・切除するため、粘膜の表面に傷および潰瘍ができ出血することがあります。通常、その出血は自然に止まりますが、抗凝固剤や抗血小板剤を服用していると、その傷口からの出血が止まりにくいことがあり、事前に抗凝固剤や抗血小板剤の服用を一定期間休薬する必要がある場合があります。
下記リストに該当する薬を服用の方は、内視鏡検査を受けられる前に主治医の先生に確認してください。
洗浄
スコープの洗浄・消毒について
消化器疾患の内視鏡検査は、診断のみならず治療の面でも著しい進歩をとげ、その普及には目覚ましいものがあります。
近年、肝炎ウィルス、ピロリ菌、エイズなど感染症に対する関心の高まりとともに、内視鏡検査後の感染の実態が報告されるようになってきました。
このような状況のなかで感染の予防と対策のためのガイドラインがいくつか作成されてきています。
当院では、日本消化器内視鏡技師会が示す『内視鏡の洗浄・消毒に関するガイドライン(第2版)』に基づいた洗浄・消毒を実施しています。
安心して検査・治療を受けて頂けるよう努めています。
~感染に対する考え方~
『内視鏡の洗浄・消毒に関するガイドライン(第2版)』抜粋
洗浄・消毒 紹介
検査終了から洗浄・消毒の流れ
検査室
検査終了後、スコープ表面の汚れを拭き取る
送気・送水
酵素洗剤の吸引(300ml)
洗浄室
スコープ表面の水洗い
スコープ表面を酵素洗剤で洗浄
チャンネル内のブラッシング
酵素洗剤の吸引(200ml)
水の吸引(200ml)
洗浄器による器械洗浄
(漏水テスト→洗浄→消毒→送気)
処置具の洗浄・消毒について
内視鏡検査・治療には様々な処置具を使用しますが、スコープと同様に日本消化器内視鏡技師会が示す『処置具に関するガイドライン』に基づいた洗浄・滅菌を実施しています。
リプロセス工程
1.酵素洗剤浸漬
2.超音波洗浄(30分)
3.水洗い
4.潤滑剤塗布
5.滅菌(オートクレーブ)
※サプライセンターで、洗浄から滅菌まで一元管理しています。
内視鏡室
内視鏡室施設紹介
内視鏡検査にかかわる施設の様子を紹介します。
検査室:5室
検査受付
洗浄室
待合室
スコープ格納庫
洗腸室
大腸検査準備室
リカバリー室:3室
ベッド数:25床
内視鏡機器・システム
スコープ
上部消化管ビデオスコープ
上部消化管ビデオスコープ
- GIF-1200N 3本
- GIF-H290 11本
- ハイビジョン対応CCD
- チャンネル2.8mm
- 先端部外径8.9mmの細径スコープ
- GIF-PQ260 1本
十二指腸ビデオスコープ
- JF-260V 1本
上部消化管ビデオスコープ
- GIF-H290T 1本
- GIF-260J 2本
ウォータージェット機能を搭載した多用途スコープ。観察時の粘液の除去、処置時の出血部位の確認など、良好な視野の確保をサポートします。
(先端部外径9.9mm/チャンネル3.2mm)
ウォータージェット
上部消化管ビデオスコープ
- GIF-2T260M 1本
アプローチ性と処置能力に優れた新世代の2チャンネル処置用スコープ。 先端部外径11.7 mm
第一湾曲部+第2湾曲部のマルチベンディング機能により、病変へのアプローチ性が飛躍的に向上しました。また、ウォータージェット機能や3.2mmのチャンネルを2つ備え、安全かつ効率的な処置をサポートします。
気管支スコープ
- BF-260 1本
大腸ビデオスコープ
- CF-H290I 8本
- CF-H290L 2本
- PCF-PQ260L 2本