理念と基本方針・臨床倫理に関する指針
私たちの活動の原点
中野胃腸病院では、各自が次に示す理念と基本方針・臨床倫理に関する指針に基づき、日々の医療活動に取り組んで参ります。
病院の理念
私たちは、地域に根ざした消化器専門病院として、良き伝統を重んじつつ慈愛と英知を結集し、地域医療に貢献する。
基本方針
- 私たちは、生命の尊重と人間愛とを基本とし、専門技術、知識、心を患者さんに提供するものとする。
- 私たちは、ひとりひとりが病院の顔であるとの意識を持って、患者さんに奉仕するものとする。
- 私たちは、ひとりひとりが常に技術知識の研鑽、向上に励み、礼節をもって患者さんに心から満足してもらうサービスを提供するものとする。
- 私たちは、患者さんにとって良い医療を、迅速にサービスするものとする。
臨床倫理に関する指針
- 自己決定権を尊重し、十分な説明を行い、理解と同意を得て治療方針を決定する。
- 個人情報などプライバシーを保護し、職務上の守秘義務を遵守する。
- 他の医療機関等への受診、相談、転院等に関しては、患者の意思を尊重して情報を提供し、協働して良好な医療が行われるよう努める。
- 診療にあたっては、関連する法令を遵守するとともに、ジュネーブ宣言、リスボン宣言、ヘルシンキ宣言等、医療倫理の諸指針を尊重する。
- 臨床研究の実施にあたっては、倫理委員会等において十分な検討を行う。
病院長あいさつ
地域住民の皆様に還元出来る消化器専門病院へ
消化器専門病院としての地域への責任
当院は昭和42年知立市池端に中野胃腸科(22床)として創立され、昭和57年に中野胃腸病院として豊田市駒新町に新築移転(67床)されています。創立より消化器専門病院として地域医療に係わって参りました。今後も病院の理念及び基本方針に基づき、地域医療の一翼を担っていきたいと思います。また医学の発展に伴い、新しい治療法にも積極的に取り組んで地域住民の皆様に還元出来る様努力して参ります。
消化器専門としての特徴を生かした検診センター
健診センターでは消化器専門としての特徴を生かした健診を行っております。地域の皆様に受診をお勧めしていきます。
患者の権利と責任
公平明朗で適切な医療のために。
患者様と私たちは、お互いの信頼を築いていくための権利を持っています。そのためにも患者の皆様にも進めてまいります治療に対する理解を賜っていく必要があります。
次の項目は、そのために必要となる患者の皆様の心構えやお願いです。
患者の権利と責任
- 適切な医療を公平に受ける権利があります。
- 病状と経過、検査や治療の内容などについて理解しやすい言葉で説明を受ける権利があります。
- 充分な説明と情報に基づき、自らの意志で医療内容を選択する権利があります。
- 診療上得られた個人情報が保護される権利があります。
- 患者さんは、私たちに対し自らの健康等に関する情報を正確に伝える責任があります。