内視鏡的粘膜切除術(EMR)
内視鏡的粘膜切除術について
食道・胃・十二指腸や大腸の病変の粘膜下に、生理食塩水などの溶液を注入し、スネアいう処置具を用いて、病変とその周囲の粘膜組織を切除・回収する治療です。
上部消化管におけるEMR
- 予約が必要です。
- 1~3日間、入院が必要です。
- 火曜日、木曜日の午後に実施しています。
治療前日から当日の注意事項
抗凝固剤・抗血小板剤を服用中の方は申し出てください。
- 休薬の必要があります。予め主治医とご相談ください。
入院前日
- アルコールは止めてください。
- 夕食は22時までに済ませてください。
入院(治療日)当日
- 朝から絶食です。(9時までは水が飲めます。)
- 10時に入院です。2階ナースステーションへお越しください。
- 持ち物は「入院のしおり」「内視鏡的粘膜切除術(EMR)を受けられる患者様へ」に記載してあります。
治療
下部消化管におけるEMR
- 予約が必要です。
- 1~3日間、入院が必要です。
- 多くの場合、通常の大腸内視鏡検査と同日に実施できます。
検査前日から当日の注意事項
詳しくは「下部内視鏡検査」を参照してください。
治療
詳しくは「内視鏡的治療」を参照してください。
治療後
- 1週間は飲酒、香辛料のきいた食事、暴飲・暴食は止めてください。
- 抗凝固剤・抗血小板剤を服用されている方は、1週間中止してください。
- 出血や消化管穿孔の予防のため、過度の運動は、1週間避けてください。
結果
- 切除したポリープの結果説明は、治療日から1週間以降となります。
早期発見のため、定期的に内視鏡検査を受けましょう。