来院される皆さまへ、院内感染対策についてお願い
院内感染対策について、来院される皆さまへの注意事項とお願いを更新いたしました。
2026年6月15日(月)より、病院内でのマスク着用は、個人の判断とします。
※発熱(37.5℃以上)、咳・鼻水・のどの痛み等の風邪症状がある方は、職員がマスク着用をお願いする場合があります。
※感染状況により、マスク着用をお願いする場合があります。
- 入院患者さまは、症状・病態により医師・看護師等からマスク着用をお願いする場合があります。
- 面会者の皆さまは、原則、全員の方にマスク着用をお願いいたします。
内視鏡検査(胃内視鏡、大腸内視鏡検査等)の対応について
インフルエンザ、新型コロナ等ウィルス感染症から患者様と職員を守るために、必要な感染防止対策を講じて検査を実施しています。そのため、皆さまにご不便をお掛けすることがありますが、ご了承のほどお願いいたします。
- 検査予約の患者様は、日頃より体温測定を行っていただき、検査日を入れて4日以内に37.5℃以上の熱があった場合は、検査日を変更していただきます。
- 検査前に問診させていただき、その問診結果によっては、検査を中止させていただく場合があります。
- 待合室の入室制限をしています。付き添いの方の入室は、ご遠慮いただきます。
新型コロナウィルス感染症の陽性者の患者様は、発症翌日から7日間あけて検査を受けていただきますようお願いしております。
面会のご案内
面会のご案内
面会が出来る時間
| 平日 | 13時~19時 |
|---|---|
| 土・日・祝日 | 13時~18時 |
面会者の入り口案内
休診日は正面玄関を施錠しています。ご面会は、西側通用口からお入りください。
面会の方へのお願い
- 病室には患者さんのお名前を掲示していません。
- ナース・ステーション窓口で「面会申込用紙」に必要事項を記入していただきます。
- 面会時間内でも、診療やその他の都合により、お待ちいただいたりお断りする場合もありますのでご了承ください。
- 個室以外での面会は、できるだけ談話室をご利用ください。
- お子様連れや大勢での面会はできるだけご遠慮ください。
- 病棟での携帯電話の使用はご遠慮ください。
- 電話による入院患者さんに関するお問い合わせ等については、お答えできませんのでご了承ください。
腹腔鏡下胆嚢摘出術
腹腔鏡下胆嚢摘出術
現在の日本では胆石のもっともスタンダードな手術になっています。当院では開腹歴のある患者さん、炎症の強い患者さんにも積極的に腹腔鏡手術を行っております。ただし癒着の程度や線維化の程度によって開腹になることもあります。
入院から退院まで
- 手術の2日前に入院します。前日の夜まで食事できます。
- 前日夜、下剤をのみ、おなかを空っぽにします。
- 午後から手術室に入り、全身麻酔をかけ、手術開始。
- 1~2時間の手術と30分程度の麻酔時間が終わるとお部屋に戻ります。
- 翌日から水分、2日目から食事が始まります。
- 8日目に造影検査の上、退院となります。
手術の実際
1.まず胆のうを確認します。
2.そして底部をつかんで持ち上げ、展開します。
3.胆のうのしょう膜を切開します。
4.胆のう管を露出します。
5.胆のう管および胆のう動脈、静脈にそれぞれクリップをかけます。
6.胆嚢管、胆嚢動脈を切ります。
7.胆嚢を肝床部からはがします。
8.胆嚢を取り出し、よく洗って終了します。
腹腔鏡下幽門側胃切除術
腹腔鏡下幽門側胃切除術
1991年世界初の腹腔鏡下幽門側胃切除術が日本で行われましたが、技術的に難易度が高いことや開腹手術と同等の予後(切除後の5年生存率など)がえられるかという疑問があり、なかなか腹腔鏡下胆嚢摘出術のようには広まりませんでした。しかし、著名人が腹腔鏡下手術を受けたことや、傷が小さく術後の痛みも少ないことから徐々に広まり、2007年には全国の胃がん手術の約20%が腹腔鏡下に行われるようになりました。当院でも2009年から腹腔鏡下幽門側胃切除術を導入し、良好な治療成績をおさめております。
入院から退院まで
手術2日前から入院します。手術までの間に胃カメラを行い、腫瘍の口側にしるしをつけます。
入院日から絶食とし、下剤を飲んで胃・腸を空っぽにします。(腸に便がたまっていると手術がしにくいため)
午後から手術室にはいり、全身麻酔をかけ、手術開始。
3~4時間の手術時間と40~50分の麻酔時間がおわればお部屋に戻ります。(患者さんの体格、病変の状態などにより時間は変わります。)
当日はしっかりとした痛み止めを24時間持続でおこないます。痛み対策は積極的に行っています。
3-4日目ころから重湯(米粒のないお粥)が始まります。食事はお粥からご飯へと少しずつ変えていきます。
おなかにドレーンという管が入っている人は、4~6日目に抜けます。
退院時期は病状や経過により変わりますが、手術後2週間程度となることが多いです。
溶ける糸で傷を縫うので抜糸はありません。
手術の実際
切除予定図
青い線の中を切除します
手術終了予定図
食べ物は赤い線を通って流れ、肝臓や膵臓から出た消化液は青い線を通って流れます。
1.前もって胃カメラでクリップを腫瘍の口側につけます。
2.手術室で麻酔がかかった後お腹に6箇所孔を開けて手術を始めます
3.大網を切ります
4.血管①(左胃大網動脈・静脈)を切ります
5.血管②(右胃大網動脈・静脈)を切ります
6.小網に孔をあけます
7.胃の出口側を器械で切ります
8.血管③(右胃動脈・静脈)を切ります
9. 小網を切ります
10.血管④(左胃動脈・静脈)を切ります
11.小さな創を開けて胃を外に出します
12. クリップを目印に胃の口側を切って胃の切除は完了です
13. つなぐ小腸に目印をつけます
14.小腸同士をつなげます
15.残った胃と小腸をつなぎます
16.最後にお腹の中を洗い、出血が無いことなどの確認をします
17. 傷を縫って麻酔を覚まし、手術の終了です
当院の診療内容
当院は地域の消化器専門病院として、特に胃と腸などの消化器疾患を中心に専門的な診療を行っていますが、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の診療、健診2次検査なども行っています。
消化器疾患では、多数の内視鏡検査から見つかった病気を中心に、ガイドラインに準じて治療方針を決め、内視鏡的ポリープ切除・EMR・ESDなどの内視鏡治療から全身麻酔での外科手術まで当院にて行っています。癌の手術後や再発時の抗癌剤治療も積極的に行っています。胃と腸以外にも肝臓・胆嚢・膵臓などの診療も行っています。
▶当院における胃がん治療実績
▶当院における大腸がん治療実績
当院は日本消化器内視鏡学会、日本消化器病学会、日本外科学会、日本消化器外科学会、日本大腸肛門病学会などの多数の消化器系の学会の認定施設となっており専門的医療を行っております。
内視鏡検査には特に力を入れており、患者さんの希望により鎮静剤を使用して楽に検査を受けられるように心がけています。これまで他院で苦しくて内視鏡検査を受けられなかった方でも、鎮静剤を使えば楽に検査を受けることができると思います。
手術は、胃癌や大腸癌を中心に、炎症性腸疾患、胆石、虫垂炎、鼠径ヘルニア、痔などに対して行っています。胃癌や大腸癌に対しては術前検査にて方針を検討し開腹手術または腹腔鏡手術にて適切な治療を行っています。最近では腹腔鏡手術が増加してきており、鼠径ヘルニアに対しても腹腔鏡手術を導入しています。肛門疾患では、薬物治療で治らない痔核・痔瘻に対しては手術も行います。内痔核を切らずに治す硬化療法(ALTA療法)も導入して行います。
クローン病や潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患の診療にも力を入れており、多くの患者さんが通院されています。免疫抑制剤、レミケードやヒュミラなどの生物学的製剤の治療も、顆粒球除去療法(GCAP)も積極的に行っています。内科医と外科医が一緒に診療していますので、手術が必要となった場合に適切に判断して対応します。クローン病の痔瘻に対してはシートン法を行っています。
当院には総合病院にはない専門病院ならではの良さがあると思います。お腹のことでお困りの方、お腹の調子が悪い方、他の病院にかかっているが良くならない方は、一度当院を受診してみてください。