胃にやさしい食生活
管理栄養士:登 若菜
胃にやさしい食生活
潰瘍の方の食事は、消化の良い物をバランスよくとる事が基本になります。
暴飲暴食を避け、規則正しく、よく噛んで食事を取りましょう。
決まった時間に食事をすることによって、体内でリズムができ、時間になると消化活動をしようとします。
それにより、消化機能の負担が少なくなります。
又、長時間、胃の中が空っぽで空腹が続くのもよくありません。
食事の量は、腹八分目を心掛けましょう。
消化吸収の良い食事を心掛けるようにしましょう。
きのこ・海藻類・こんにゃく・食物繊維の多い野菜は控えましょう。
油の多い料理や食品は消化に時間がかかります。食べすぎには注意が必要です。
揚げ物は週に2回程度を目安にしましょう。
バランスのとれた食事を毎食とりましょう。
潰瘍を治すためには良質なたんぱく質(肉・魚・卵・乳製品・大豆製品)が必要です。
効率よく利用するためには、御飯・野菜・フルーツなども大切です。
毎食、御飯などの主食・肉や魚などのおかず・野菜料理があることをチェックしましょう。
塩辛い物、香辛料などの刺激の強い物は避けましょう。
味付けの濃いもの、辛いものは胃液の分泌を高め、潰瘍が悪化する可能性があります。
熱すぎるもの冷たすぎるものを避けましょう。
あつあつのうどんや鍋物、冷たすぎる飲み物などを一気に食べないようにしましょう。